運送会社・物流の方へ

運賃と傭車料の差が、
案件ごとに見えていない。

受けた運賃はわかる。傭車に払った額もわかる。それでも「この仕事で結局いくら残ったのか」は、月が締まるまで合計されません。傭車の比率が高い案件ほど手元は薄くなるのに、薄いことに気づくのが後になる——Pipelia は、その差額を案件ごとに突き合わせておくためのツールです。

配車システムではありません。動態管理・デジタコ・点呼記録は扱いません。

先に3行で

  • 運賃を案件の金額、傭車料を発注として入れると、その差が粗利として案件ごとに出ます
  • どの荷主・どの仕事が薄いのかが数字で見えるので、次の運賃交渉の根拠になります。
  • 配車・動態管理・点呼記録はできません。法定帳票も扱いません。

傭車が増えるほど見えなくなる

自社の車両だけで回している間は、売上も費用も比較的わかりやすい状態にあります。 わかりにくくなるのは、受けきれない仕事を傭車に出し始めてからです。

運賃は荷主ごとに決まり、傭車料は相手ごとに決まります。 この2つは別々の場所で管理されがちで、突き合わせるのは月末になります。

  • 荷主からの打診に返事をし忘れて、別の会社に流れる
  • どの仕事をどこに傭車で出したか、担当者の頭とホワイトボードにしかない
  • 傭車料の請求と、自社が受けた運賃の対応が月末まで分からない
  • 「この荷主の仕事は安い」と感じてはいるが、数字で示せない
  • 傭車先への支払いが先、荷主からの入金が後で、月中に資金が薄くなる

ここが効きます:運賃と傭車料を、月末ではなく受注と発注のときに同じ案件へ紐づけておく。 それだけで案件ごとの差額が自動的に出ます。 値上げ交渉のときに「この路線は実際こうです」と示せる材料になります。

言葉の対応(運賃・傭車料)

Pipelia の画面は業種を問わない一般的な言葉で書かれています。読み替えはこの表のとおりです。

現場の言葉と、Pipelia の画面の言葉
現場での呼び方Pipelia の画面補足
運送案件・スポット案件1つの運送依頼が1案件になります
傭車先・協力運送会社外注先傭車に出す相手を発注先として登録します
引き合い・荷主からの打診営業リスト受注前の相手はここに入れます
見積提出中商談金額と確度で管理します
運賃案件の金額売上として入ります
傭車料外注費発注の金額として入ります

引き合いから入金までの流れ

  1. 荷主からの引き合いを登録する新規の荷主、既存荷主からのスポット、紹介を営業リストに入れます。「繁忙期にまた声をかける」もここに記録しておけば、その時期にアラートが出ます。
  2. 運賃を出したら商談にする金額と確度をつけて管理します。返事待ちの案件が何件・合計いくらあるかが見えます。
  3. 受注したら案件が自動で作られる商談を受注に動かすと、そのまま案件になります。運賃も荷主も引き継がれます。
  4. 傭車に出すなら発注を作る傭車先と傭車料を発注として登録します。自社便なら発注を作らないだけで、運賃がそのまま粗利になります。
  5. 入金と支払いを記録する荷主からの入金予定と、傭車先への支払予定が資金繰りの画面に並びます。案件ごとの差額はこの時点で出ています。

運賃と傭車料の差

Pipelia が案件ごとに出すのは、この差だけです。単純ですが、 月末までまとまらなかったものが受注のたびに出るようになります。

案件ごとに出る数字
項目Pipelia での扱い
荷主から受け取る運賃案件の金額(売上)
傭車先へ払う傭車料発注の金額(外注費)
差額粗利として案件ごとに自動計算
燃料費・高速代・人件費・車両償却扱いません(会計ソフト側で把握してください)

注意:自社便の案件は外注費が0円になるため、運賃がそのまま粗利として出ます。 これは自社の経費を引く前の数字です。実際の収支ではないことを前提に見てください。 Pipelia が比較に使えるのは「傭車に出した案件の実質的な取り分」のほうです。

画面ごとの使い方

作り物のイメージ図ではなく、実際のアプリの画面です。

※ 画面に入っているのはデモ用のサンプルデータです。案件名も工程名も自由に決められます。

Pipelia の発注管理画面。発注先・金額・進捗・支払状況が案件ごとに一覧されている
傭車の発注 — どの案件を、どの運送会社に、いくらで出したか。支払済みかどうかまで一覧になります。 月末に請求書と運行を突き合わせる作業がなくなります。
Pipelia の粗利管理画面。案件別の粗利率と月次推移が表示されている
案件ごとの差額 — 運賃から傭車料を引いた粗利が案件ごとに出ます。 粗利率の低い案件が並ぶので、値上げ交渉をどの荷主から始めるかを決められます。
Pipelia の資金繰り画面。入金予定と支払予定が月ごとに並び、残高の推移が表示されている
資金繰り — 傭車先への支払いが先、荷主からの入金が後という時間差が月ごとに並びます。 仕事が増えている時期ほど手元が薄くなるので、その山を先に見ておけます。
Pipelia の営業リスト画面。優先スコア順に見込み客が並び、架電・メール送信の操作がその場でできる
荷主の管理 — 打診をくれた荷主を一覧にします。 再連絡アラートが「繁忙期にまた声をかける」の取りこぼしを防ぎます。

傭車先とつながる

相手も Pipelia を使っている場合だけの機能です。 あなたの「発注」がそのまま相手の「受注」になります

  • 電話で頼んで、あとから条件の認識が食い違う、が起きにくくなります
  • あなたの「支払済」と相手の「入金確認」を突き合わせるので、支払い漏れが月末まで隠れません
  • 共有されるのはその取引の件名・金額・納期・進捗・支払だけ。荷主の情報やほかの取引は互いに見えません
  • 相手から見ればあなたが受注側になることもあります(傭車を受ける側としても使えます)

相手が使っていなくても大丈夫です。連携は「相手も使っているときに効く上乗せ」で、必須ではありません。 使わなくても傭車の発注・傭車料・支払状況の管理と案件ごとの粗利はそのまま動きます。

外注先との連携の詳細を見る →

できないこと

運送業向けと言うと期待されがちですが、Pipelia が持っていない機能です。とくに法令で必要な記録は扱いません。

扱わないもの
機能状況
配車表・車両ごとの割り当てありません
動態管理・GPSでの位置追跡ありません
デジタルタコグラフとの連携ありません
点呼記録・運行日報などの法定帳票ありません。専用システムをお使いください
ドライバーの勤怠・労務管理ありません
車両整備・燃料費の管理ありません
運賃タリフの自動計算ありません。金額は手で入れます

Pipelia が見るのは「いくらで受けて、外にいくら払って、いくら残ったか」。
配車と法定記録は、いまお使いのシステムと併用してください。

よくある質問

運送業・物流でもPipeliaは使えますか?

使えます。Pipeliaは「受注して、傭車先に出して、案件ごとに粗利が残る」という仕事の流れに合わせて作られています。荷主からの引き合いの管理、運賃の見積、傭車先への発注、運賃と傭車料の差である粗利までを1つで扱えます。ただし配車システムではないため、動態管理・デジタコ連携・点呼記録・車両整備の管理は持っていません。

傭車に出した分の利益は見られますか?

見られます。荷主から受け取る運賃を案件の金額として、傭車先へ払う傭車料を発注として登録すると、その差額が粗利として案件ごとに出ます。傭車の比率が高い案件ほど手元に残る率が下がるので、どの荷主・どの路線が薄いのかが数字で見えます。

自社車両で運ぶ分はどう扱いますか?

傭車に出さない案件は外注費が0円になり、運賃がそのまま粗利として出ます。ただし燃料費・高速代・ドライバーの人件費・車両の償却は扱っていないため、これは「自社の経費を引く前の数字」です。自社便の実質的な収支まで見たい場合は、会計ソフト側で把握してください。

配車表や動態管理はできますか?

できません。Pipeliaが持っているのはガントチャート形式の工程管理で、日〜週単位の進捗を見るものです。車両ごとの配車表、GPSによる動態管理、デジタルタコグラフとの連携はいずれもありません。いまお使いの配車システムをそのままお使いください。

点呼記録や運行日報など、法令で必要な帳票は作れますか?

作れません。Pipeliaは営業と受発注・お金を管理するツールで、貨物自動車運送事業法などで求められる記録を作成・保存する機能は持っていません。法定帳票は専用のシステムか、いまの運用をそのまま続けてください。

傭車先もPipeliaに登録してもらう必要がありますか?

ありません。登録してもらわなくても、傭車の発注・傭車料・支払状況の管理と案件ごとの粗利計算はそのまま使えます。相手も使っている場合は「外注先との連携(Network)」で発注をそのまま相手の受注として渡せて、支払いの認識合わせが要らなくなります。相手はFreeプラン(0円)のままでも参加できます。

まず試す

登録なしで、そのまま触れます

サンプルデータの入った Pipelia をブラウザで開くだけで操作できます。メールアドレスも要りません。画面を見てから、自社の仕事の回し方に合うかを判断してください。Freeプランは0円で使えます。

ほかの業種: 業種別の一覧を見る →

引き合いから案件の手残りまで、ひとつの流れに。

いまのエクセルの運行・売上管理を、そのまま Pipelia へ。

無料ではじめる