先に3行で
- 扱うのは取引の側面だけです。人の管理(勤怠・給与・法定帳票)はしません。
- 請求単価を案件の金額、支払単価を発注として入れると、その差が契約ごとに出ます。
- 継続する契約は月次の請求として登録でき、資金繰りにも先まで載ります。
はじめに — 扱う範囲
この業種は法令で求められる管理が多く、期待される範囲を先に切っておかないと お互いに時間を無駄にします。先に線を引きます。
| 領域 | Pipelia |
|---|---|
| クライアントの開拓・提案の管理 | 扱います |
| 契約ごとの請求と、再委託先への支払い | 扱います |
| 契約ごとの粗利・資金繰り | 扱います |
| 派遣元管理台帳などの法定帳票 | 扱いません |
| 勤怠・稼働時間の集計・給与計算 | 扱いません |
| 雇用契約・社会保険の手続き | 扱いません |
Pipelia が見るのは「いくらで受けて、外にいくら払って、いくら残ったか」だけです。
人の管理は、いまお使いのシステムをそのままお使いください。
単価の差が見えなくなる場所
1件ずつ見れば、請求単価も支払単価も分かっています。 見えなくなるのは、契約が増えて、期間が伸びて、再委託が混ざってからです。
- 提案中の案件が何件・合計いくらあるか、月末まで分からない
- 「来期また相談します」と言われた相手に、連絡し忘れる
- どの契約をどのパートナーに再委託したか、担当者しか把握していない
- 継続契約の請求が毎月手作業で、抜けが出る
- 再委託先への支払いが先、クライアントからの入金が後で、月中に資金が薄くなる
ここが効きます:単価の差を月次の請求作業のときに計算するのではなく、契約したときに紐づけておく。 継続契約なら月次の請求として登録できるので、翌月以降の入金も資金繰りに先まで載ります。
言葉の対応(請求単価・支払単価)
Pipelia の画面は業種を問わない一般的な言葉で書かれています。読み替えはこの表のとおりです。
| 現場での呼び方 | Pipelia の画面 | 補足 |
|---|---|---|
| 案件・オーダー | 案件 | 1つの契約が1案件になります |
| パートナー会社・協力会社 | 外注先 | 再委託先を発注先として登録します |
| 引き合い・求人依頼 | 営業リスト | 受注前のクライアントはここに入れます |
| 提案中 | 商談 | 金額と確度で管理します |
| 請求単価 | 案件の金額 | 売上として入ります |
| 支払単価・再委託費 | 外注費 | 発注の金額として入ります |
※ 単価は登録した金額として扱います。稼働時間から自動で計算する機能はありません。
引き合いから入金までの流れ
- クライアントの引き合いを登録する求人の相談、既存クライアントからの追加依頼、紹介を営業リストに入れます。「来期にまた相談」もここに記録しておけば、その時期にアラートが出ます。
- 提案したら商談にする金額と確度をつけて管理します。提案中の案件が何件・合計いくらあるかが見えます。
- 契約したら案件が自動で作られる商談を受注に動かすと、そのまま案件になります。継続する契約は月次の請求として登録できます。
- 再委託するなら発注を作るパートナー会社と支払単価を発注として登録します。自社で対応するなら発注を作らないだけです。
- 入金と支払いを記録するクライアントからの入金予定と、再委託先への支払予定が資金繰りの画面に並びます。契約ごとの差額はこの時点で出ています。
画面ごとの使い方
作り物のイメージ図ではなく、実際のアプリの画面です。
※ 画面に入っているのはデモ用のサンプルデータです。案件名も工程名も自由に決められます。




パートナー会社とつながる
相手も Pipelia を使っている場合だけの機能です。 あなたの「発注」がそのまま相手の「受注」になります。
- 再委託の条件をメールで送って、受けてもらえたか確認する往復がなくなります
- あなたの「支払済」と相手の「入金確認」を突き合わせるので、支払い漏れが月末まで隠れません
- 共有されるのはその取引の件名・金額・納期・進捗・支払だけ。クライアント情報やほかの取引は互いに見えません
- 相手から見ればあなたが受注側になることもあります(再委託を受ける側としても使えます)
相手が使っていなくても大丈夫です。連携は「相手も使っているときに効く上乗せ」で、必須ではありません。 使わなくても再委託の発注・支払状況の管理と契約ごとの粗利はそのまま動きます。
できないこと
この業種でとくに重要なので、あらためて明記します。Pipelia は派遣管理システムでも労務管理システムでもありません。
| 機能 | 状況 |
|---|---|
| 派遣元管理台帳・法定帳票 | ありません。専用システムをお使いください |
| 雇用契約・労働条件通知書の管理 | ありません |
| 勤怠の打刻・稼働時間の集計 | ありません |
| 給与計算・社会保険の手続き | ありません |
| スタッフの経歴・スキルのデータベース | ありません。営業リストは企業(クライアント)向けです |
| 求人媒体・応募者管理(ATS)との連携 | ありません |
| 稼働時間からの請求額の自動計算 | ありません。金額は登録した値で扱います |
よくある質問
人材紹介・人材派遣でもPipeliaは使えますか?
営業と取引の管理としては使えます。クライアントからの引き合いの管理、提案の進捗、契約ごとの請求単価と、パートナー会社への支払単価の差である粗利までを1つで扱えます。ただしPipeliaは派遣管理システムでも労務管理システムでもありません。労働者派遣法で必要な派遣元管理台帳、雇用契約の管理、勤怠、給与計算、社会保険の手続きはいずれも持っていないため、それらは専用のシステムで行ってください。
派遣元管理台帳やタイムシートは作れますか?
作れません。Pipeliaは営業と受発注・お金を管理するツールで、労働者派遣法などの法令で求められる帳票を作成・保存する機能は持っていません。法定帳票は専用システムか、いまの運用をそのまま続けてください。
スタッフの勤怠や給与計算はできますか?
できません。勤怠の打刻、稼働時間の集計、給与計算、社会保険の手続きはいずれも扱いません。Pipeliaが扱うのは、クライアントへの請求とパートナー会社への支払いという取引の側面だけです。
請求単価と支払単価の差は追えますか?
追えます。クライアントに請求する金額を案件の金額として、再委託先へ払う金額を発注として登録すると、その差が粗利として契約ごとに出ます。継続する契約は月次の請求として登録できるので、どの契約が薄いのかが月ごとに並びます。ただしこれは登録した金額に基づく計算であり、実際の稼働時間から自動計算するものではありません。
自社で雇用しているスタッフの場合は?
再委託しない契約は外注費が0円になり、請求額がそのまま粗利として出ます。ただし給与・社会保険料・教育費などの自社コストは扱っていないため、これは「自社の人件費を引く前の数字」です。実際の収支は会計側で把握してください。
パートナー会社もPipeliaに登録してもらう必要がありますか?
ありません。登録してもらわなくても、再委託の発注・支払状況の管理と契約ごとの粗利計算はそのまま使えます。相手も使っている場合は「外注先との連携(Network)」で発注をそのまま相手の受注として渡せて、支払いの認識合わせが要らなくなります。相手はFreeプラン(0円)のままでも参加できます。
まず試す
登録なしで、そのまま触れます
サンプルデータの入った Pipelia をブラウザで開くだけで操作できます。メールアドレスも要りません。画面を見てから、自社の案件の回し方に合うかを判断してください。Freeプランは0円で使えます。
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